邑智郡ガイド

世界遺産とつながる古道

銀の道ー石見銀山街道

室町時代後期に発見されたと伝えられる石見銀山。当初、銀は大森から最も近い仁摩町鞆ヶ浦港から運び出されていました。その後も日本海を通り瀬戸内海へ出る海路で運搬していましたが、江戸時代になり、幕府は銀山とその周辺を天領とし、比較的安全な、陸上ルートを銀の運搬路としました。それが、大森から尾道に至る石見銀山街道です。 邑智郡の美郷町内には、今も当時の面影を残す古道「やなしお道」が残っています。